「麒麟がくる」がクソつまらなかった。見どころは唯一、本能寺の変をどう描くかだけだね。

戦国好きとして、2020年から始まる大河ドラマ「麒麟がくる」を見逃すわけにはいかないと思い、プチっとエヌエッチケーしてみました。で、結論から言うと、序盤でいきなりドン引き。クソつまらなさ過ぎて、もはや楽しみは本能寺の変をどう描くか、それだけになりました。

つまらなかった!!その1

えっと、村人は野党に一方的にやられるほど弱くありません。戦国時代の村は武装してます。領主からの援軍無しでも戦います。

村によっては地域に城を作ってたりするくらいですからね、このころの日本は修羅の国ですから、修羅の民は強かったのです。なのに善良な弱者として描かれている。奪う側にも、奪われる側にも、どっちにもなるのが当時の村人です。あまりにもかけ離れています、面白くありません。

つまらかなった!!その2

野党が鉄砲持ってるなんてありえんてぃ。

えっと、斎藤山城守が城代、そんな時代の鉄砲は量産体制もそこまで整っていなかったでしょうし、高価すぎる代物。野党というか、おそらく野伏のたぐいだと思いますが、この人たちはいわゆる足軽ですよね、賄の兵ですよ。長物も持たずに……なんていわれていた彼らが、鉄砲など持っているはずがない。

仮に、仮に近隣の領主が手勢と領民兵を率いて苅り田働き(他人の田の収穫物を横取りする)や乱暴取り(ちょっと隣の領地で略奪してくる)に出たとしても、高価な鉄砲をいきなり単体で投入するとは思えず、マジでありえないのです。

つまらなかった!!その3

いきなり松永弾正なんて大物と、城代の家臣が出会うかよw

つまらかかった!!その4

色が鮮やかすぎる。軽い、あれじゃ今風のアニメだ。

萌え声の人気声優が吹き替えしたバージョンとか作ったほうが良いんじゃね? という画。

つまらなかった!!その5

戦のない世の中を……ポリコレ発言爆裂。

もうね、平和が一番って発想が戦国時代じゃない。現代的な価値観を強引に詰め込むと、いっぺんに歴史ドラマが陳腐化するんだよね。まじめにちゃんと見る気もうせて、適当に音を聞きながらネットで調べものしてました。途中で聞こえてくるセリフも、ぶっちゃけ現代の平和ボケ思想に染まりすぎていてキモい。

そのうち絆パワーで覚醒とかするんじゃないかと思ってしまうくらい、キモい。

まあドラマですからね、脚本家が好きに歴史ファンタジーにしても良いんですけど、それでも当時の庶民の暮らしとかさ、戦国時代なんだからダークでバイオレンスな部分を入れないとリアリティが無さ過ぎるんだよね。

どっかの映画評論家がが言ってた。映画のストーリーはフィクション、嘘を本当のように見せるのだから設定などは徹底して本物にこだわらないと感情移入できない……と。

明智光秀というビッグネーム、戦国時代のメインストリームを駆け抜けてくれると期待していただけに、失望は大きいね。

年齢制限が必要になるほどまで言わないけど、あまにも軽すぎる。

歴史に正解は無いけども

歴史はそれを見てきた人がいるわけじゃなし、資料だって断片的だったり資料をまとめた人や当時の権力者による圧力などで正確に残されているとは限りませんし、残されていたとしても解釈一つで変わったりもします。つまり、史実が事実かどうかは誰にも分からない。

なのでこうじゃなきゃダメだとは言いません。ただ、あまりにも現代風の劇にしてしまうと、もはや歴史ドラマではなくなってしまうのです。昔風の格好をした人たちが繰り広げる、戦国風現代ドラマになってしまう。ドラマを作る人には、もう少しこだわりを持って自分なりにリアルな戦国時代を描いてほしい。解釈は任せるから。

大河ドラマも萌え化というか、劣化したねえ。

まずはこの本を読んでみるべきだろうね。

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